
トレードで勝ちたいと思っている人はまずは、スプレッド(取引コスト)を気にする事が何より大切です。
海外FXのスプレッドは業者によってルールが異なります。
どこの業者がスプレッド(取引コスト)が狭いのか知りたいけど調べるのは大変だな・・・と思っている方も多いと思います。
海外FX歴8年の筆者が海外FXのスプレッドの仕組みからスプレッドが狭い取引所までを解説していきます!
- スプレッドとは買値と売値の差額の事
- Gemforexは、スプレッドが狭い低スプレッド口座を利用する事が出来ない
- Gemforexは変動スプレッド制を採用している
- Gemforexのスプレッドは他社に比べて少し広い
- 最もおすすめな口座はAxioryのナノスプレッド口座
海外FXのスプレッドとは?

この時点で損益は1円のマイナスで、101円まで上がってやっと損益が±0になります。
スプレッドの単位は?
この時のスプレッドは小数点第二位以下を1として計算され、上記の場合0.5Pipsと表されます。
123.456円の時 | |
0.05円、小数点第二位のレート | 5pips |
0.4円、小数点第一位のレート | 40Pips |
3円、一の位 | 300Pips |
スプレッドはどうやって決まるのか
では、スプレッドはどうやって決まるのでしょうか?
実はスプレッドは取引所によって違いがあります。
これは外国為替市場のレートを基に決められており、スプレッドだけでなく提示されているレート自体も同じように決定されています。
スプレッドにおいて取引所選びが大事ということが分かってきた人も多いのではないでしょうか?
通貨によってスプレッドが違う
通貨ペアによって、スプレッドは違います。
この違いは、基本的に取引量が多いかどうかです。
「USD/JPY」や「EUR/USD」は基本的に多くの人に取引されておりスプレッドが小さいものの、
「TRY(トルコリラ)」「CHF(スイスフラン)」「ZAR(南アフリカランド)」などは世界のメジャー通貨でありつつも取引量は劣るためどうしてもスプレッドは小さくなっています。
要するに、取引量が多い通貨程、スプレッドは狭く、取引量は小さい通貨程、スプレッドは広い傾向になります。
スプレッドには種類がある
スプレッドには複数の種類があります。
種類によってトレードに有利な相場と不利な相場があります。
自分が使っている口座がどのスプレッド制度か確認して、相場によって口座を使い分けるのがベストです。
変動スプレッド
この変動スプレッドは最も一般的なスプレッドです。
名前の通り、変動するスプレッドのことです。
取引量が多い時間帯はスプレッドの幅が狭く、朝方や週末の閉場間際では取引量が低く、そのような時間帯はスプレッドの幅が広くなります。
スプレッド急拡大で狩られた💦瞬間的にスプレッド50pipsはないわ pic.twitter.com/2nlOoKt5Tx
— RYO (@RyoYeti) October 22, 2019
指標やイベントなどで相場に急変動が起こった場合には、取引量が極端に多くなったり少なくなる時には突然スプレッドが増大してしまうデメリットがあります。
変動スプレッド制を利用するべき相場は、スプレッドが安定している相場です。
逆に、スプレッドが大きく開く様なボラティリティーが高い時は利用するのを避けましょう。
固定スプレッド
固定スプレッドは、国内取引所で多く採用されているスプレッド方式です。
完全に固定されているわけではないですが、提示しているスプレッドで基本的には取引することができます。
しかし、指標時などの流動性が著しく変動する時にはスプレッドが変動してしまう点は注意しましょう。
そのタイミングで生じたスプレッドを国内取引所が賄ってくれているわけです。
当然ながら上限もあるため相場の変動に応じて急拡大してしまいます。
固定スプレッド制を利用するべき相場は、スプレッドが不安定相場です。
ボラティリティーが高く、スプレッドが急拡大する様な相場ではかなり有利です。
変動スプレッド(外付け手数料あり)
海外取引所で見られる手数料形態です。これは外付け手数料が肝となります。
通常通りの変動スプレッドで提示されているのですが、明らかに安いスプレッドの代わりに「外付け手数料」が追加されるのが「変動スプレッド(外付け手数料あり)」です。
外付け手数料のメリットとして、外付け手数料分のレートは含まれずに約定されます。
言い換えれば、「有利な価格で約定出来るが、決済時に損益から直接手数料を引きますよ」というわけです。
多くの取引所で外付け手数料タイプの口座が推奨されており、実際有利な条件でトレードすることが出来ます。
スプレッドにおける注意点
ここではスプレッドの注意点について解説していきます。
- 損益に直結する
- 早朝や指標前は注意
- スリッページは起こる
損益に直結する
スプレッドにより、約定するレートが変わるだけあってやはり損益に直結してきます。
一回の取引において確実に発生するため、スプレッドは常に頭においてトレードしましょう。
取引所A(スプレッド0.1Pips)、取引所B(スプレッド0.2Pips)としてスプレッドの重大さを比較してみましょう。
一か月あたりの取引回数 | 取引所A | 取引所B |
10回 | 1pips | 2Pips |
100回 | 10pips | 20pips |
1000回 | 100pips | 200pips |
単純な計算ではありますが、一か月で大きな差が出ることがわかると思います。
100Pipsとなるとドル円で言うならば1円幅です。
月によっては一方向に1円すら動かない月もあるのに、手数料で1円分のスプレッドを取られているということは普通にあり得る話です。
早朝や指標前は注意
早朝や指標前はスプレッドの急拡大に注意しましょう。
相場が大きく変動し大きく稼ぐチャンスですが、スプレッドで損してしまう可能性もあるので要注意です。
スリッページは起こる
注文価格と約定価格のずれをスリッページと言います。
これは、lotが大きかったり注文量が多いと発生します。
インターバンク経由で行われる取引所では、注文価格周辺に同一の逆ポジションがないと約定しません。
そのため、注文価格とはずれた直近価格で約定するためスリッページという形で約定価格がずれてしまうわけです。
スプレッドが狭いオススメ業者3選
ここからはスプレッドが狭いおすすめ業者を3つ紹介します。
一位:Axiory(ナノスプレッド口座)
Axioryは安全性が高く、スキャルピングやEA取引におすすめの海外FX業者です。
約定率は99.99%でスキャルピングが狭いため、Axioryでは取引コストを抑えられます。
特に、スキャルピングに最適なナノスプレッド口座の取引コストは、業界トップクラスの取引コストの安さです。
世界のリーディングカンパニーを目指す、「お客さまの利益の最大化」がAxioryのモットーです。
気になるスプレッドについても見ていきましょう。
Axioryのスプレッド
口座タイプ | スタンダード口座 | ナノスプレッド口座 |
---|---|---|
USD/JPYスプレッド | 0.83pips | 0.2pips |
EUR/USDスプレッド | 0.69pips | 0.12pips |
GBP/USDスプレッド | 1.6pips | 0.7pips |
EUR/JPYスプレッド | 1.01pips | 0.33pips |
Axioryついて詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください
二位:Gemforex (ガチゼロ口座)
GEMFOREXは最近人気急上昇中の日本人トレーダーに人気の海外FX業者です。
Gemfoexがスワップポイント運用が一番おすすめな理由が、複数の通貨で買いも売りもスワップがプラスな通貨がある事です。
Gemforexでは、同一口座ないなら、両建てをする事が出来るので、為替損益の影響を受ける事なく、スワップポイントを稼ぎ続ける事が出来ます。
買いと売りどちらもスワップポイントがプラスで長期的にスワップポイントを稼ぐ事が出来る点がGEMFOREXのスワップポイントにおける最大の武器となっています。
また、レバレッジも高く豪華なボーナスを提供している為、ロスカットが起きにくく安定的にスワップポイントを稼ぐ戦略を立てる事が出来ます。
口座タイプ | オールインワン口座 | ノースプレッド口座 | ガチゼロ口座 |
---|---|---|---|
USD/JPYスプレッド | 1.4pips | 0.3pips | 0pips |
EUR/USDスプレッド | 1.4pips | 0.3pips | 0pips |
GBP/USDスプレッド | 2.0pips | 0.8pips | 0pips |
EUR/JPYスプレッド | 1.5pips | 0.5pips | 0pips |
GEMFOREXについて詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください
三位:TitanFX (ブレード口座)
TitanFXのスプレッドはとても狭く、また約定力も非常に高いため、取引コストをとても抑えられる海外FX業者として地位を築いています。
業界Topレベルのスプレッドの狭さに加え、約定力が高い事からスキャ ルパーに人気ですが、スワップポイントも高くなっています。
特に高金利通貨のスワップポイントがかなり高い為、スワップポイント狙いの取引には有利な取引所となっています。
最大レバレッジ500倍で、ボーナスが一切ない点がデメリットとして挙げられます。
またTitanFXでは、他口座や他業者とのアービトラージが認められています。スワップポイントのアービトラージが出来るかもしれません。
気になるスプレッドについても見ていきましょう。
TitanFXのスプレッド
口座タイプ | スタンダード口座 | ブレード口座 |
---|---|---|
USD/JPYスプレッド | 1.2pips | 0.3pips |
EUR/USDスプレッド | 1.1pips | 0.1pips |
GBP/USDスプレッド | 1.6pips | 0.7pips |
EUR/JPYスプレッド | 1.5pips | 0.3pips |
TitanFXについてさらに詳しく知りたい方は、「TitanFX 評判」の記事をご覧ください。
海外FXのスプレッドまとめ
ここまでスプレッドについて解説してきました。
スプレッドが大きくなるタイミングでの取引には気を付けましょう。
最後に、スキャルピングについて重要なポイントをまとめておきます。
IS6FXの重要ポイント
- 最もおすすめな口座はAxioryのナノスプレッド口座
- 早朝や指標前は注意
- 変動スプレッド制を利用するべき相場は、スプレッドが安定している相場